CASE07
集客&単価アップ戦略を
支える電子カルテ分析
ヘアサロン:Tink 横浜
「定期的に来ていたあのお客さま、気付けば先月も今月も見かけていない…」そんな「いつの間にか失客」を防ぐために
東京・池袋のNoelではSALON BOARDに搭載された多様な顧客分析機能を使いこなし、成果を上げている。
画面上で右上から左下へ走る水色のラインが、来店サイクル分析によって来月の来店が予測される顧客。
Noelのスタイリスト・SUZUKIさんは、この来月来店見込みの顧客に、来店促進メッセージを送信して、確実に顧客をつなぎ止めている。
間もなく来店見込みの顧客に
メッセージ送信!
毎月月末に、来月来店予定の濃い客に来店促進メッセージを送信。はがきや電子メールと異なり、来店サイクルと最終来店月でカテゴライズされた顧客へ一斉に送信できるため、最小の労力で最大の効果が!
Noelでは、オープン当初から予約・顧客管理システム『SALON BOARD』を導入。顧客カルテも予約も一括管理してペーパーレス化を実現しただけでなく同システムに追加リリースされた「集計・分析機能」によって上顧客を獲得している。同店スタイリストのSUZUKIさんは、その方法を次のように話す。
SALON BOARDは直感的に操作でき、初めてでも使いやすい、とSUZUKIさん。
「SALON BOARDは、お客さまの来店データをもとに、一人ひとりの来店サイクルや次回来店予想日を自動で分析・計算してくれます。
そこで、翌月の来店が予想される方へ、月末にSALON BOARDのメッセージ配信機能を利用して、おすすめのヘアカラーや新メニューの案内、出勤日の告知などを送っています。
メッセージが来店のきっかけになりますし『おすすめのヘアカラーって、どんな色ですか?』などとメッセージの内容に興味を持って来店いただけるので、単価も上がりやすいんです」
また、月間売上やリピート率、来店予想日を過ぎても来ていないお客さまの情報などがリアルタイムで分かることも利点、とSUZUKIさん。
数字への意識づけが変わったことで、6ヵ月以内再来率は85%を達成。現在は90%を目標に掲げ、SALON BOARDをフル活用している。
この記事は月刊『美容の経営プラン』
女性モード社刊より抜粋しています。